仮面浪人・再受験交流会

早稲田大学のインカレサークル『仮面浪人・再受験交流会』の公式ブログです

医学部受験について


国公立医学部はここ最近難化が叫ばれています。
学部を卒業すれば、医師免許を取得可能性が非常に高いということで、
社会人等の再受験もまま見られます。

しかし、駿台模試のデータなどを見るに、最近医学部人気は
落ち着いてきたと思います。
今年の東京大学理科一類の第一次選抜ラインは770点でしたが、
770点程度のセンター得点でも傾斜配点によりますが、
合格できる国公立医学部はあります。

医学部受験をする際に気をつけるポイントはいくつかあります。

多浪生の場合ですが、年齢差別がないかを確認するかは重要でしょう。
裁判になりましたが、群馬大学医学部が慶應理系出身者の
50代受験生を得点自体は合格者平均を上回っているのに、
落とされたという例もあります。
今はネットや医学部受験関連本でも多浪差別を行う医学部は
見つけられるので多浪生は避けましょう。

更に、全員に言えることですが、首都圏、関西圏の国公立医学部は難易度が高いです。
首都圏:理三、医科歯科医、千葉医、慶應医etc
関西圏:京大医、阪大医、神戸医etc

なじみの首都圏、関西圏で暮らすために
入試難易度の高いこれらの大学に拘るか、
ともかく1年でも早く医師免許を取得するために、
地方の国公立医学部も視野に入れるかで医学部受験の難易度が異なってきます。

また、親御様の所得によっても医学部受験はかなり難易度が異なってきます。
学費は高いが、入学しやすい医学部というのは存在します。
その学費を親御様がご負担できるかということにかかってきます。
早く医師になりたくて、かつ親御様の所得に余裕がある場合は、
私立の比較的入試難易度の低めの医学部を狙うという手もあるでしょう。

ただ、全般として、私立の医学部でも早慶理工程度の難易度はあることが
多く、医学部受験が難関であることには変わりはありません。
医学部受験生のみなさん、最後まで頑張ってください。

ちなみに当会の再受験生(実質4浪以上)の国公立医学部合格者は
岐阜医、佐賀医等です。